図書館豆知識
図書館の職員が使う用語をご紹介します。知っていると便利かも??
本について
- 単行本(たんこうぼん)
雑誌や全集ではなくて、それだけで、一冊の本として出版された本。(三省堂例解小学国語辞典 三省堂 1998年刊より)
- 全集(ぜんしゅう)
ある人のすべての著作を集めた書物。また、同種類あるいはある時代の主要な著作を多く集めた書物。(広辞苑 第6版 岩波書店 2008年刊より)
- 叢書(そうしょ)
(「双書(そうしょ)」とも書く。)一定の形式に従って継続して刊行される一連の書物。シリーズ。(広辞苑 第6版 岩波書店 2008年刊より抜粋)
- 文庫(ぶんこ)
同一の型・装丁で続いて発行される廉価な小型本。判型は文庫版と呼ばれるA6版(縦14.8センチメートル、横10.5センチメートル)が基本。→「文庫本」の略。(明鏡国語辞典 第二版 大修館書店 2010年刊より)
- ノベルス
新書サイズの小説本(のシリーズ名)。ノベルズ。「―版」(三省堂国語辞典 第7版 小型版 三省堂 2014年刊より)
- 新書(しんしょ)
出版物の形式の一つ。B6判よりもやや小型で、入門的教養書やノンフィクションなどを収めた叢書。「―判」(広辞苑 第6版 岩波書店 2008年刊より)
- 雑誌(ざっし)
簡易な装丁でさまざまな記事・読み物・論文・写真などを載せ、定期的に発行する書物。週刊誌・月刊誌・季刊誌など。ジャーナル。マガジン。(明鏡国語辞典 第二版 大修館書店 2010年刊より)
- 逐次刊行物(ちくじかんこうぶつ)
新聞・雑誌・年報など、号数を重ねて発行される刊行物の総称。(大辞林 第三版 三省堂 2006年刊より)
施設について
- 書架(しょか)
書物を並べ置く棚。本棚。書棚。(広辞苑 第6版 岩波書店 2008年刊より)
- 開架(かいか)
図書館で、書架から自由に本を取り出して閲覧できるようにしたやり方。接架。(大辞林 第三版 三省堂 2006年刊より)
- 閉架(へいか)
〔図書館で〕利用者が請求して本を取り出してもらう方式(の書棚)。「―式」(⇔開架)(三省堂国語辞典 第7版 小型版 三省堂 2014年刊より)
図書館でのサービスについて
- レファレンスサービス
図書館などで、利用者の問い合わせに応じ、図書の照会や検索をする業務。(大辞林 第三版 三省堂 2006年刊より)
- YA(わい・えー または ヤング・アダルト)サービス
図書館における中高生向けのサービス。