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読んであげてほしい幼児絵本のリスト 3歳から5歳

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かばくん
岸田衿子作 中谷千代子絵 福音館書店 (2008年)
日曜日の朝、動物園のかばくん親子に「おきてくれ かばくん」と、かめをつれた男の子が呼びかけます。
詩のようなリズムのある言葉で、かばくん親子の一日が語られます。ちびのかばくんが親と同じ動きをする様子に自分を重ねて、幼い子は喜びます。
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くまのコールテンくん
ドン=フリーマン作 松岡享子訳 偕成社 (1990年)
コールテンくんはデパートのおもちゃ売り場の棚にいて、自分を家に連れて行ってくれる人を待っていました。ある朝、女の子とお母さんが来ましたが、コールテンくんのズボンのボタンがとれていたので連れていってもらえませんでした。その夜、コールテンくんは棚から飛び出し、ボタンさがしの冒険に出かけます。
絵と文章がすっきりして、子どもが素直に楽しめます。
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ちいさなねこ
石井桃子作 横内襄絵 福音館書店 (2007年)
こねこはひとりで外に飛び出しました。子どもにつかまりそうになったり、車にひかれそうになります。次に犬に追いかけられ、木の上に逃げ「にゃお!にゃお!」。お母さんがその声を聞きつけて助けに走ります。建物や車の絵が古いのですが、子どもは違和感なく、こねこの気持ちになって怖さを感じ、最後は安心感を味わいます。
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ティッチ
パット・ハッチンス文・絵 石井桃子訳 福音館書店 (1975年)
末っ子のティッチの持っているものは、姉さんのメアリーや兄さんのピートと比べると小さいものばかり。でも、ティッチの小さな種は、芽を出しぐんぐんのびて、兄さんの背丈より大きくなりました。
末っ子であるがための理不尽さ、でも、最後は兄と姉を驚かせた満足感が、絵から伝わってきます。
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でんしゃ -バートンののりものえほん-
バイロン・バートン作 こじままもる訳 金の星社 (1992年)
お客さんを乗せて走る電車、貨物列車、蒸気機関車は、前に運転手さん、後ろに車掌さんがついて路線を走り、踏み切りを通過して駅につきます。線路をなおす人たちもいます。
線路の絵から始まる乗り物絵本は説得力があり、幼い子どもに喜ばれます。シリーズの「とらっく」「ひこうき」「ふね」もおすすめします。
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どろんこハリー
ジーン・ジオン文 マーガレット・ブロイ・グレアム絵 渡辺茂男訳 福音館書店 (1964年)
ハリーは黒いぶちのある白い犬です。何でも好きだけれど、おふろに入ることだけは大嫌いでした。ある日、おふろにお湯を入れる音が聞こえてくると、逃げ出して、真っ黒になるまで遊んで帰って来ました。でも、家の人たちはそれがハリーだとわかりません。
いたずらで、ユーモラスなハリーは子どもたちの人気者。幼児期にぜひ出会ってほしい絵本です。ほかに「うみべのハリー」「ハリーのセーター」「ハリーのだいかつやく」があります。
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おおきなかぶ -ロシア民話-
A.トルストイ再話 佐藤忠良画 内田莉莎子訳 福音館書店 (2007年)
おじいさんがかぶの種をまくと、大きなかぶができました。「うんとこしょ どっこいしょ」とひっぱってもかぶはぬけません。おばあさんと孫と犬とねこが力を合わせてもかぶはぬけません。
くり返し言葉と「うんとこしょ どっこいしょ」は子どもたちも大好きで、声をあわせます。ぬけたかぶを運ぶ表紙の絵は、開いてたっぷり見せてあげてください。
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三びきのやぎのがらがらどん -ノルウェーの昔話-
マーシャ・ブラウン絵 瀬田貞二訳 福音館書店 (1965年)
名前はどれも「がらがらどん」という、三びきのやぎが山の草場でふとろうと出かけます。途中の谷川には、おそろしいトロルが住んでいます。小さいやぎは知恵を働かせ、大きいやぎは力でトロルをやっつけて山へ登っていきました。
力強い筋の昔話で、子どもたちは大好きです。
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こねこのぴっち
ハンス・フィッシャー/文・絵 岩波書店 (1987年)
ぴっちは兄弟とは遊ばず、自分より大きいおんどりやヤギなどのまねをして遊びます。池には落ちるし、うさぎの後から小屋に入ってしまいます。夜中に森からオオカミがやってきて、寒さとこわさのあまり病気になってしまいました。
なんでもやってみたい好奇心旺盛のぴっちに、子どもはハラハラドキドキします。
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だいくとおにろく
松居 直/再話 赤羽 末吉/画 福音館書店 (2007年)
流れの速い川に橋架けを頼まれた大工が、川の前でどうしたものかと考えていると、川の中から鬼が現れ「おまえの目玉をよこしたら橋を架けてやってもええぞ」と言う。橋はたちまち出来上がり、鬼は「目玉をよこせ」とせまります。
鬼の名前をあてる昔話で、鬼と大工のやりとりがユーモラスです。日本画風の絵は、色彩が豊かで迫力があります。

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