暮しの手帖

　暮しの手帖は、１９４８年（昭和２３年）に大橋鎭子と花森安治によって創刊された雑誌です。
　大橋鎭子は、終戦後、家族を支えるために会社を起こし、女性の生活に役立つ雑誌を作りたいと願っていました。
　花森安治は、編集の仕事をしており、終戦を迎えてからは、もう戦争に行くことはないだろうと生き生きしていました。
　終戦後の日本は物がなく、物がないのであれば自分たちで物を作ろうという２人の思いから、様々な生活の工夫が生まれました。　
　創刊から６８年を経過した今でも、創刊当時の２人の思いが現在の誌面に生かされています。
　今回は、雑誌「暮しの手帖」及び暮しの手帖について書かれている図書のうち、千葉市図書館で所蔵している資料の一部をご紹介いたします。