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図書館だより テキスト版 平成28年7月 第56号

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2016年は千葉開府890年です
 
1126年(大治元年)6月1日に平常重は大椎(現在の千葉市緑区大椎)から千葉(現在の千葉市中央区亥鼻付近)に本拠を移し、初めて「千葉」を名乗ります。これが千葉氏の誕生であるとともに、千葉市の町の始まりでもあったといわれています。今年はそれから890年目にあたります。常重は自らの所領を鳥羽上皇に寄進し、下総国で最大級の庄園となる千葉庄(現亥鼻付近)を成立させました。
千葉氏の勢力拡大に貢献した人物として有名なのが、常重の息子でもある千葉常胤です。
常胤は、1180年(治承4年)に石橋山の戦いに敗れ安房に逃れてきた源頼朝にいち早く味方し、頼朝の信頼を得て鎌倉幕府の成立に大きく貢献しました。そうした功績により、常胤は下総国・上総国をはじめ東北や九州地方にも所領を与えられ、千葉氏の勢力を固めていきました。後に所領は6人の子(千葉六党)に分けられ、千葉氏は有力な御家人として全国に広がっていきました。
《参考文献》「千葉氏鎌倉・南北朝編」千野原靖方/著崙書房他
 
 
 
千葉市は千葉氏ゆかりの市の魅力を発信していきます
 
千葉氏のゆかりは千葉市の市章にも見ることができます。千葉氏は妙見菩薩を守護神として信仰し、家紋に「月星紋」を使用していました。現在の千葉市章は月星紋と千葉市の「千」の字を組み合わせてデザインされたものです。また、マンガ「千葉常胤公ものがたり」の発行や、千葉開府890年を記念したラッピングモノレールの運行の開始、更に今年の8月21日(日)には「千葉氏サミット」の開催など、千葉市の魅力を紹介していきます。
 
 
 
千葉市図書館所蔵の千葉氏関連資料をご紹介します
 
「上総下総千葉一族」
丸井 敬司/著 新人物往来社
 
平安時代末期から戦国時代末期まで下総国や上総国の一部を支配し、関東の名族として重きをなした千葉氏武士団の成立から発展、滅亡までを紹介するとともに、全国的規模に広がった一族の武士団が果たした業績について述べられています。また、千葉氏と妙見信仰の関係や千葉氏の家紋についても解説されています。
 
 
「千葉常胤 人物叢書 新装版」
福田 豊彦/著 吉川弘文館
 
鎌倉幕府成立の功労者の一人として、常胤の家系をたどり、生まれ育った生活環境や御家人としての側面から人物像を描いています。本文に見出しがあり、読みやすくなっています。
 
 
「紙本著色 千葉妙見大縁起絵巻」
千葉市立郷土博物館
 
戦国時代に、千葉氏の守護神であった「千葉妙見」の由来を「絵」と「詞書」であらわした『紙本著色千葉妙見大縁起絵巻』(千葉県指定有形文化財、坂尾山栄福寺所蔵)を、千葉市立郷土博物館が調査研究・複製製作し、図版にした資料です。図版編と解説編、詞書解読編に分かれており、千葉氏と「妙見」の関係を絵巻から見ることができます。なお、千葉氏についての資料や千葉市内の文化財、市の歴史等に関連する資料は、千葉市立郷土博物館で展示・紹介されています。
※この他にも、千葉市図書館では千葉氏に関する資料をたくさん所蔵しています。
 
 
 
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ご協力ありがとうございました
平成27年度千葉市図書館利用アンケート
 
平成28年2月6日(土)~2月12日(金)に来館された方を対象に、「千葉市図書館利用アンケート調査」を実施しました。
配布数2,122件
回収数1,964件、回収率92・6%
ご協力ありがとうございました!
皆さまからいただいたご意見は、よりよい図書館にするための資料として活用させていただきます。
また、アンケート結果は、千葉市図書館ホームページでご覧いただけます。
※いただいたご意見のうち、図書館の運営改善につながった主な例
【平成24年度】(稲毛図書館)月曜祝日の時は開館してください →26年度から、地区図書館も祝日開館となりました。月曜が祝日の場合、翌日が休館日となります。
【平成25年度】(美浜図書館)夜間も返却可能なブックポストを設置してください →施設改修を行い、26年度から、高洲コミュニティセンター閉館後の夜間も、返却が可能となりました。
 
 
TMK!図書館マナー向上
 
このコーナーでは、「温かな心配りで、より居心地のよい図書館をみんなで作っていきたい」という思いから、図書館をご利用いただく際に、皆さんに心がけていただきたいことをお伝えします。
※タイトルの「TMK」は、「図書館マナー向上」の略です。
第9回 借りた本はビニール袋に入れて…!
皆さんは借りた本をどのようにご自宅に持ち帰っていますか?
先日、本を借りに来たお子さんがいました。図書館によく来てくれるその子は、借りた本をいつも道具袋に入れて持って帰ります。その日は雨で、その子は借りる手続きを済ますとカウンターの職員に言いました。「今日は、スーパーのビニール袋持ってきたの。雨に濡れたら本がかわいそうだもん。」そして、借りた本をビニール袋に入れてから、いつもの道具袋に入れて帰っていきました。
本は、とても水に弱いものです。一度水に濡れた本は元に戻らず、カビが生えてしまうと利用できなくなります。特に梅雨に多い雨の水濡れや、ペットボトルに付いた水滴で濡れてしまうこともあります。
「借りた本 濡らさぬように ビニール袋」
皆さんが気持ちよく利用出来るようにするための温かな心配りをお願いします。
 
 
 
夏休みは図書館へ!
~図書館をフル活用しよう!!~
 
図書館では、毎年夏に親子おはなし会などの様々なイベントを行っています。
平成27年度は、高校生が語るおはなし会、親子図書館たんけんツアー、子ども一日図書館員や工作教室など36のイベントを行い、延べ1,842人の方にご参加いただきました。アンケートでは、多くの方から「とても良かった」との感想をいただいています。
事前申込が必要なイベントもありますので、詳しくは千葉市図書館ホームページをご覧になるか各図書館にご確認のうえ、ご参加ください。
図書館には、夏休みの宿題に役立つ資料もたくさんあります。自由研究や読書感想文に、ぜひ図書館の資料をご活用ください。夏こそ読書を楽しみましょう!!
また、秋には、子ども読書まつりも開催しますので、ぜひご参加ください。
 
 
広告募集
図書館だよりへの広告を募集しています。
規格:90㎜×90㎜
掲載場所:2頁目の一部
発行部数:5,000部(1号あたり)
広告掲載料:10,000円(税込み)
図書館ホームページへの広告を募集しています。
広告掲載料(月額)
・トップページ: 5,000円
(1枠1か月、税込み)
・検索ページ:10,000円
(1枠1か月、税込み)
お問い合わせ先:千葉市中央図書館管理課
電話 043-287-3980

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