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図書館だより テキスト版 平成27年12月 第55号

P1
 
図書館ニュース
 
 
いつ来てもおかしくない巨大地震、心の準備できていますか?
 
甚大な被害をもたらした東日本大震災発生から、2016年3月11日で5年が経ちます。
日本の各地で新たな震災に備える一方、現在でも、被災地の復興のために多くの人たちが尽力しています。
しかし、時間が経つにつれ、私たちの防災意識は薄れてきてはいないでしょうか?
家具の固定はもう済んでいますか?災害用に購入した水や食料品は賞味期限が切れていませんか?
家族といざという時の連絡方法は話し合っていますか?
「天災は忘れた頃に来る」という寺田寅彦氏の言葉のとおり、災害はいつ起こるかわかりません。
今回は、改めて東日本大震災の記録を紹介するとともに、防災に役立つ資料も併せて紹介します。地域で、家庭で、もう一度災害時の行動や備えを確認し合ってください。
 
東日本大震災
報道写真全記録2011.3.11-4.11
朝日新聞社/著・朝日新聞出版/著
朝日新聞出版
 
最前線のカメラマンが追った大震災発生からの1か月間の記録。押し寄せる津波、電気のない避難所、雪舞う中の捜索活動…。震災直後の言葉にできない光景から、その後の1か月間の様子を克明に収めた写真集。
数字と図によって見えてくる、被害や支援の状況が掲載されています。その他、地震・津波による被害、原発事故による放射能の脅威を伝える3月11日の地震発生からの768時間のドキュメント、被災地へ向かったカメラマン5人の証言なども収録されています。
 
 
紙つなげ!
彼らが本の紙を造っている
佐々涼子/著
早川書房
 
1日あたり約2500トンもの紙を生産している日本製紙・石巻工場。東日本大震災で津波にのみこまれ、生産機能は全停止。絶望的な状況の中、なんと工場長は半年で復興することを宣言。電気、水道、ガスすら復旧していない状態で懸命に紙を作り続けようとする工場の、復興までのノンフィクション。
 
河北新報のいちばん長い日
河北新報社/著
文藝春秋
 
東日本大震災で、記者自らも被災しながら記事を書き続ける東北の地元紙『河北新報』の記録。
組版システムは倒壊し、通信網も遮断、新聞の配送ルートもままならない状態。空撮ヘリの下では助けを求める人々、助けられない息苦しさの中で切るシャッター‥。読者に情報を伝えようと苦しみながらも、必死に新聞を作り上げる記者達の様子が描かれています。
 
P2
 
いつ来てもおかしくない巨大地震、心の準備できていますか?
 
巨大地震としくみ
ニュートンプレス
 
近いうちに発生すると言われている東南海地震と首都直下地震。では、巨大地震が発生したらどのような被害が起きるのでしょう。この本では、地震の発生メカニズムと、推測される被害が書かれています。
 
地震と火山
鎌田浩毅/監修
学研パブリッシング
 
東日本大震災発生以降、火山活動が活発化しています。ではなぜ、地震の後に火山が噴火しやすくなるのでしょうか。地震と火山の関係が詳しく解説されています。
 
3・11が教えてくれた防災の本(全4巻児童書)
片田敏孝/監修
かもがわ出版
 
1巻では、地震がどのように発生するのかがわかりやすく解説されています。また、2巻では「津波」、3巻では「二次災害」、4巻では「避難生活」が解説されています。
 
地震から子どもを守る50の方法
国崎信江/著
ブロンズ新社
 
母であり、危機管理アドバイザーでもある著者が、地震が発生した時に役立つ情報や、事前に備えておきたい防災グッズなどを紹介しています。
 
防災・減災につなげるハザードマップの活かし方
鈴木康弘/編
岩波書店
 
ハザードマップは、災害の可能性を事前に想定し、周知するためのものです。しかし、ハザードマップを過信して、危険に巻き込まれてしまうこともあります。ハザードマップの問題点と利用法が解説されています。
 
子連れ防災手帖
つながる・COM/編
メディアファクトリー
 
東日本大震災で被災したお母さんたちの体験談と防災術が語られています。実際に体験したからこそ伝えられる、活きた情報が盛りだくさんです。
 
千葉市防災マップ
千葉市総務局危機管理課
 
千葉市では、各区ごとに防災マップを発行しています。いつでも図書館内で閲覧することができますので、ご活用ください。また、千葉市ホームページから防災マップをダウンロードすることもできます。
 
首都大地震揺れやすさマップ
目黒公郎/監修
旬報社
 
見開きページの右側に大正時代の地図と、揺れやすさの度合いが書かれています。また左側には現在の地図と、その土地がどのように形成されているかが書かれています。土地の歴史を知ることで液状化現象などから身を守りましょう。
 
 
P3
 
絵本やおはなしの世界を楽しもう!図書館の「冬のおはなし会」
絵本の読み聞かせ、昔話などのすばなし(語り)を行います。
いずれも当日先着順で無料です。ぜひご参加ください。
 
中央区
 
12月19日(土曜日)中央図書館
3・4歳児11時00分~11時30分
5歳児~小学生15時00分~15時30分
定員:各回30人
12月22日(火曜日)みやこ図書館
3~5歳児15時30分~16時00分
6歳児・小学生16時00分~16時30分
定員:各回40人
12月16日(水曜日)白旗分館
3歳児~小学生15時30分~16時00分
定員:20人
会場:南部青少年センター3階和室
 
花見川区
 
12月18日(金曜日)花見川図書館
0~3歳児11時00分~11時30分
4歳児~小学生16時00分~16時30分
定員:各回30人
12月24日(木曜日)花見川団地分館
3歳児~小学生15時30分~16時00分
定員:30人
 
稲毛区
 
12月18日(金曜日)稲毛図書館
3~6歳児15時15分~15時45分
小学生16時00分~16時30分
定員:各回30人
 
若葉区
 
12月25日(金曜日)若葉図書館
3歳児~小学生15時30分~16時00分
定員:20人
12月19日(土曜日)西都賀分館
3歳児~小学生11時00分~11時30分
定員:20人
12月19日(土曜日)泉分館
3歳児~小学生11時00分~11時30分
定員:30人
 
緑区
 
12月18日(金曜日)緑図書館
2・3歳児11時00分~11時30分
4歳児~未就学児15時30分~16時00分
小学生16時00分~16時30分
定員:各回36人
12月9日(水曜日)あすみが丘分館
1~3歳児11時00分~11時30分
4歳児~小学生15時45分~16時15分
定員:各回30人
12月24日(木曜日)土気図書室
3歳児~小学生10時30分~11時10分
定員:40人
会場:土気公民館講堂
 
美浜区
 
12月18日(金曜日)美浜図書館
2歳児10時30分~11時00分
3・4歳児15時30分~16時00分
5歳児~小学生16時00分~16時30分
定員:各回40人
会場:高洲子育てリラックス館2階ひろば2
12月24日(木曜日)打瀬分館
3・4歳児15時30分~16時00分
5歳児~小学生16時00分~16時30分
定員:各回30人
会場:打瀬公民館講習室
 
子ども読書の日記念
図書館のおはなし会
 
4月23日(土曜日)は子ども読書の日です。千葉市各図書館では、子ども読書の日にちなんで、4月を中心に親子おはなし会などを行います。詳しくは、4月初旬、図書館ホームページに掲載する予定です。
 
P4
 
レファレンス事例43
 
千葉市中央区にある「お茶の水」の由来を知りたい。
 
千葉市中央区市場町の亥鼻山のふもとに「お茶の水」と呼ばれる湧き水がありました。「お茶の水」は、なぜそのように呼ばれるようになったのでしょうか。「お茶の水」を巡る伝承はいくつか見られますが、代表的な説として次の二つをご紹介します。
まず、源頼朝と千葉常胤が関係しているという説です。「お茶の水」のそばの碑文には、治承四年(1180年)、千葉常胤が安房に逃れてきた源頼朝を居城の亥鼻城へ迎え、この水でお茶をたて、挙兵の武運を祈ったことから「お茶の水」と呼ばれるようになったことが記されています。
次に、延宝二年(1674年)の徳川光圀の手記『庚寅日記』にも見られる、徳川家康ゆかりの説です。家康が千葉・東金方面へ鷹狩りに出かけた際、喉をうるおすため、千葉の御殿(現在の千葉地方裁判所付近)に立ち寄り、この泉の水でお茶をたてたことから名付けられたと考えられています。これらの伝承は、『千葉市史第3巻現代編』(千葉市1974年)や『千葉市風土記』(千葉日報社1977年)、『千葉県史跡と伝説』(暁印書館1990年)等で紹介されています。
また、この水は、千葉氏の祖、平良文の子忠頼が生まれた時(延長八年930年)に湧き出したと伝えられ、その後千葉氏一族は代々産湯水とし、子ども達の健康と武運長久を祈願していたようです。泉の後ろには子安観音や不動尊道祖神が祀られており、『社寺よりみた千葉の歴史』(千葉市教育委員会1984年)には、明治の初めまで千葉の妙見様の祭礼に三歳、五歳、七歳の子を連れ、必ずこのお不動様にお参りし、清水を持ち帰るなどして子孫の繁栄を願ったと紹介があります。
現在は湧き水も絶え、その痕跡を残すのみとなっていますが、亥鼻城は「お茶の水」を中心に築かれており、城内の人々にとっては水源として大切な泉だったと考えられています。
 
 
TMK!図書館マナー向上
 
このコーナーでは、「小さな心がけで、より居心地のよい図書館をみんなで作っていきたい」という思いから、図書館をご利用いただく際に、皆さんに心がけていただきたいことをお伝えします。
※タイトルの「TMK」は、「図書館マナー向上」の略です。
 
第8回新聞・新刊雑誌の取り扱いについて
図書館の資料は市民の皆さんの共有財産です。多くの利用者の方に気持ち良く利用していただくためにお願いしていることがあります。
【新聞について】
新聞の閲覧は一人一部ずつとしていただき、読み終わりましたら、元の場所へお戻しください。また、長時間の利用はご遠慮ください。
新聞は本と異なり、過去のものを購入するのが困難です。館外へ持ち出したり、切り取ったりしないでください。情報が欠落すると、資料としての価値がなくなり、次に閲覧する方に大変ご迷惑をかけてしまいます。
当日の新聞(来館日が新聞の休刊日にあたる場合は、その前日発行のもの)は複写に制限がありますが(一著作記事の半分まで)、それ以外は制限がありません。過去の新聞を閲覧されたい場合は、書庫に保管されていることが多いため、職員にお問い合わせください。(保存期間等は館により異なります)
【雑誌について】
雑誌の最新号も、新聞と同様に館内での閲覧となります。但し、バックナンバーは貸し出すことができます。(過去のものには保存期間があります)
 
 
お願い
多くの方にご利用いただくため新聞・新刊雑誌は一人1誌ずつご覧ください。
 
 
蔵書点検による休館のお知らせ
 
千葉市図書館では、各館2年に1回のサイクルで蔵書点検を行っています。皆さまにきちんと資料の提供ができるように全資料(図書・雑誌・CD・DVD)を一点ずつ所蔵データと照合をし、所在不明の本等がないかの確認や本の配置場所の変更などを行います。ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。
 
≪平成27年度蔵書点検期間≫
平成27年12月15日(火曜日)~12月18日(金曜日)公民館図書室(生浜・千草台・草野・山王・緑が丘・大宮・更科・若松・みつわ台・桜木)
平成28年1月19日(火曜日)~1月22日(金曜日)公民館図書室(さつきが丘・検見川・長作・朝日ヶ丘・都賀・越智・誉田・磯辺・幸町・幕張西)
平成28年2月16日(火曜日)~2月20日(土曜日)中央図書館
平成28年2月16日(火曜日)~2月18日(木曜日)移動図書館
 
※幕張公民館は10月22日~11月30日まで休館しますので、その期間中に実施します。
※地区図書館・分館・土気図書室の蔵書点検は、平成28年度に実施予定です。
 

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