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図書館だより テキスト版 平成30年7月 第60号

P1
 
知っていますか?千葉市の魅力
 
人間と同じように、都市も誕生したときから歩み続けてきた歴史は世界に一つしかありません。その歴史が、都市としての特性であり、魅力であり、文化を形成しています。
では、私たちの住む「千葉市」を「千葉市」たらしめているものは何でしょうか? 考えたり、調べたりしたことはありますか? 現在、千葉市では、千葉市らしい都市アイデンティティを確立することを目指しています。
そこで今回は、「千葉市」の魅力を象徴する4つの地域資源と、関連する資料についてご紹介します。
 
5,000年前
日本最大級の貝塚・縄文人の生活の証
加曽利貝塚
 
千葉市には貝塚が約120か所もあり、その数は日本一といわれていますが、中でも加曽利貝塚は日本最大級の遺跡です。また、5千年以上前から人びとが暮らしていたことがわかっており、貝塚としてだけではなく縄文時代の集落跡としても貴重な遺跡です。
さらに、2017年には、遺跡としては国宝にあたる「特別史跡」に、貝塚として初めて指定されました。
 
『加曽利貝塚』村田 六郎太著 同成社
加曽利貝塚博物館の副館長であった著者が、調査の歴史やその成功を綴っています。
 
 
2,000年前
古代のロマンを秘めた世界最古の花
オオガハス
 
1951年、現東京大学検見川総合運動場(花見川区花園町)で発掘された古代ハスの実3粒のうち1粒を植物学者の大賀一郎博士がよみがえらせました。発掘された実は、今から約2千年前のものとされており、オオガハスは、「世界最古の花」と言われています。
また、毎年6月から7月頃には、千葉公園でも見頃を迎えたオオガハスを見ることができます。
 
『大賀ハス』千葉市立郷土博物館
大賀ハスの発見当時のことが詳細にまとめられた1冊です。当時の大賀博士や大賀ハスについて掲載された新聞一覧などもみることができます。
 
 
1,000年前
千葉市の礎を築いた一族
千葉氏
 
千葉氏は、桓武天皇の血を引く関東の名族です。平安時代後期に千葉常重が現在の緑区大椎付近から中央区亥鼻付近に本拠地を移し、千葉市の都市としての歴史が始まったと言われています。
常重の子、常胤は千葉氏中興の祖とされ、鎌倉幕府の成立に大きく貢献した名将であり、今年生誕900年を迎えました。
 
『千葉一族入門事典』千葉氏サミット実行委員会編 啓文社書房
千葉開府890年を記念して刊行された本です。「千葉氏のことならばこれで解る」をコンセプトに綴られています。
 
50年前
海辺とまちが調和するアーバンビーチ
海辺
 
「いなげの浜」、「検見川の浜」、「幕張の浜」の3つの人工海浜は総延長約4・3㎞に及び、日本一の長さを誇ります。かつて千葉市の海辺は、内湾漁業など生業の場であったとともに、保養地として文人墨客に親しまれ、海水浴や潮干狩りのシーズンには多くの人びとで賑わっていました。
千葉市の海辺は昔も今も憩いの場であり、千葉市ならではの賑わいを創出しています。
 
『今週末、千葉の海に行きたくなる本』千葉市
千葉市のビーチエリア毎に、その魅力を特集している1冊です。
 
 
P2
 
レファレンス事例47
 
「義肢」について知りたい。
 
小学4年生から「福祉に関する授業で義肢について調べている。参考になる本を探してほしい。」とのレファレンスがありました。
義肢は、手の代わりになる義手と足の代わりになる義足に分けられます。義手は、さらに義指等に分けられ、製造されることもあるそうです。義足は、膝から下だけの義足、コンピュータが組み込まれた義足、きれいな模様入りの義足などがあります。(『ユニバーサルデザインとバリアフリーの図鑑』徳田克己監修 ポプラ社)
義肢装具の歴史を見てみますと、義足の方が古くからあったようで、義眼や義歯、義足が用いられたことが紀元前1500年から800年にかけてのものと言われているインドの医学書に書いてあります。義手の記録は義足に比べるとずっと遅く、18世紀にその記述が見られるようです。
国内で、義足を用いた最古の記録は、幕末から明治初期にかけて活躍した歌舞伎役者三世沢村田之助とされています。はじめは、活人形師が作った義足を用いましたが、実用にはなりませんでした。しかし、アメリカ製の義足で、また舞台に立つことができたそうです。(『転んでも、大丈夫』臼井二美男著 ポプラ社)
 
 
オリ・パラ × 図書館①
 
2018年、平昌で冬季オリンピック・パラリンピックが開催され、日本中が熱気に包まれました。そして、2020年には56年ぶりに、東京で夏季オリンピック・パラリンピックが開催されます。図書館の資料で予習しておけば、さらに楽しめるのではないでしょうか?
このコーナーでは、東京オリンピック・パラリンピックの開催まで、関連資料や各図書館の展示コーナー等を紹介します。
 
『オリンピック・パラリンピック大百科』(全8巻)
日本オリンピック・アカデミー監修 小峰書店
 
オリンピック・パラリンピックを総合的に学ぶ大百科。オリンピックとパラリンピックの歴史や競技の解説などを各巻で詳しくみることが出来ます。1巻には2020年開催予定の東京オリンピックの解説もあります。
 
『これならわかるオリンピックの歴史Q&A』
石出法太著 大月書店
 
なぜギリシアではじまった? 日本はいつから参加?オリンピックの歴史をQ&A形式で紹介しています。
 
 
ご協力ありがとうございました
「平成29年度千葉市図書館利用アンケート」
 
平成30年2月3日(土)~2月9日(金)に来館された方を対象に、「千葉市図書館利用アンケート」を実施しました。
 
配布数 1,980件
回収数 1,798件 回収率 90.8%
 
ご協力ありがとうございました。皆さまからいただいたご意見は、図書館サービス向上のための資料として活用させていただきます。また、アンケート結果は、千葉市図書館ホームページでご覧いただけます。
 
 
 
 
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規格:90㎜×90㎜
掲載場所:2頁目の一部
発行部数:5,000部(1号あたり)
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・検索ページ:10,000円
(1枠1か月、税込み)
お問い合わせ先:千葉市中央図書館管理課
電話 043-287-3980
 

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